ジャパンネット バンク ビリヤード
ビリヤードとは?
専用のテーブル(台)の上で球を「キュー」と呼ばれる棒で撞いて遊戯する。球と球を衝突させ、それらの球を自分の思い通りにコントロールしようとすることを目的とした競技である。ビリヤードのプレイは常に静止した球を撞き、また対戦相手と直接球を突き合うことはないため強い精神力が求められる。それによりメンタルスポーツのひとつとされ、個人の体格差・体力差による依存度は比較的小さいと考えられている。
使用するテーブルの形状によって大きくキャロム競技とポケット競技に分けられ、それぞれによって使用する道具等が若干異なる。スヌーカーはポケット競技に含められることもあるが、ゲームの特性上スヌーカーとその他のポケット競技は大きく異なるため別の競技として考えることが多い。
ビリヤードをプレイする台のことをテーブル、または俗に台と呼ぶ。テーブルの台座部分は主に長辺と短辺の比が2:1の長方形をしているスレートと呼ばれる石やその代用品でできており、ラシャ(羅紗、クロスとも呼ぶ)と呼ばれる柔らかい専用の布でその表面を覆われている。ビリヤードのプレイは全てこのラシャの上で行われる。
テーブルの周囲は主に木製でできたエプロンもしくはスカートと呼ばれる外枠で覆われている。スカートの上面はレールと呼ばれ、その上面はテーブル中央のスレート部分よりも一段高くなっており、その段差の内側にはラシャを張ったゴムの壁が三角柱を横に寝かせたような状態で貼り付けられている。このゴムの壁をクッションと呼び、球が当たると跳ね返るようになっている。
ポケット競技で使用されるテーブルには四隅と長辺の真ん中の合計6箇所に、ボールがそこへ入ると落ちるように穴があいており、これをポケットと呼ぶ。一方でキャロム競技に使用されるテーブルにはポケットは存在しない。ポケットテーブル、キャロムテーブル共にそれぞれの競技によって大きさの違うテーブルが存在する。
ビリヤードに使用されるテーブルは、ビリヤードの球同士を衝突させ、それらの球のアクションを支配しようとするという競技の特性上、限りなく水平であり、かつスレート同士の継ぎ目に段差がないことが求められる。そのためビリヤードテーブルは足が4本のものが多く、それぞれ高さを微調整できるようになっている。
ビリヤードで使用するボールは「球」(たま)と呼び、あまり「玉」と呼ぶことはない。キューの先で球を打撃することをショットする、あるいは撞く(突くとも)と呼ぶ。キューで手玉を撞くことを英語では「shot」と言うが、日本語ではあまり「打つ」とは言わない。
キューで直接撞く球を特に手球又はキューボール (cue ball) と呼び、手球をぶつけようとする球を特に的球と呼ぶ。手玉は白あるいはクリーム色(あるいは黄色)をしている。ポケット競技で使用される手球には赤または青で小さな丸印(スポット)が1箇所つけられているのが一般的である。手玉の回転が分かりやすくなるように、やや大きめのスポットが複数付いたものもある(ドットボール)。また狙った位置を撞くことができているかをチェックできるようにある面から見て同心円を描いてある、練習用のものもある。 的球は手球と区別しやすいように、手球とは違った色に着色されている。さらにスヌーカーを除くポケット競技で使われる的球には通常、表面の対極となる2箇所に1から15までの番号が印字されている。一方でキャロム競技用の的球(通常赤色)や、スヌーカーで使用される的球には番号は振られない。ほとんどのゲームにおいて手球はプレイを通じて変わらないが、的球はショットごとに変わりうる。
通常プレイにおいてはルール上的球を直接撞くことはないが、ナインボールにおけるバンキング時、またポケットゲームの1つであるスクラッチ・ゲームにおいては的球を直接撞くこともありうる。ただし通常的球を直接撞くことは、チョーク汚れが的球についてしまうためお店によって禁じられていることが多いので上記ゲームをプレイする場合においても注意が必要である。
球を撞く棒状の道具をキュースティック (cue stick) 、省略してキュー(cue)と呼ぶ。プレイヤーが手球の狙った点を撞きやすいように、先になればなるほど細くなっており、手元に近い部分ほど太くなっている。またキューは大抵の場合、持ち運びができるよう真ん中から2本に分かれるようになっていて、真ん中から先の部分をシャフト、柄の部分をバットと呼び、継ぎ目の部分をジョイントと呼ぶ。分割できないワンピースのキューもある。