ジャパンネット バンク 戦闘 -
戦闘とは?
戦闘とは一般的に敵対している部隊が特定の目的を達成するために戦闘力を行使する行動、またはその行動によって引き起こされる一連の交戦状況であり、具体的には発見(索敵)、機動、攻撃・防御、追撃・後退行動と段階的に進展する。戦闘において部隊を指導するのは戦術であり、戦闘の目的や投入される戦力の装備、規模は作戦計画によって決定される。戦闘では敵と敵施設に対して武器兵器を使用して殺傷することによって抵抗行動を排除し、作戦目標を達成することが主要な作業となる。戦闘当事者である兵士たちは非常に強い肉体的・精神的なストレスを受けながら戦闘行動をとることになるため、被弾や被爆で死傷するだけでなく、衝撃的な経験からPTSDなどの精神疾患を患う場合もある。また戦闘は戦闘当事者双方ともに生死の狭間という極限状況において活動するため、戦場心理と呼ばれる特別な心理状態になることもある。そのため、戦闘力の要素として火力や機動力などのほかに軍事的リーダーシップが含まれると考えられている。
交戦(engagements):敵対する戦力間で発生する小衝突、小競り合いを指す。ただし、片方の戦力が防御行動に出ている場合は、これが戦闘に発展することはない。ただし航空戦においてはミサイル、機関砲が使用された時点で交戦と見なされる。
戦闘(battles):戦闘とはある目的を達成するため(作戦を通じて)に敵対する戦力によって組織的に行われる戦術的な衝突であり、交戦の集合体である。各種戦力の特徴によってその進展はさまざまであり、非常に広範な地域において長時間にわたって行われることがあるが、即時決戦となる場合もある。交戦において双方が事態を発展させていくと戦闘に至る場合もある。
戦闘の形態は戦術論、武器兵器、歴史文化などによって変化してきた。太古の戦闘は一騎打ちといった儀式的なものであったりしたが、兵器の発達や戦争の規模が拡大するにつれて会戦の形態が主になっていった。そのため19世紀まで、戦闘の規模が、地理的には一望できる視界範囲を、時間的には攻城戦を除いて1日ないし2日(冬季の日の短い時期など)の範囲を超えることはめったになかった。しかし第一次世界大戦から、軍の戦線が延伸し、戦闘の期間が延長する傾向が顕著になった。動員兵力の増大と、兵器の長射程化が原因である。そのためこれ以後現代に至るまで、小競り合いと戦闘との区別、戦闘がない時と戦闘中との区別は、しだいに曖昧になっていった。(戦争、戦術、軍事史を参照)
陸戦は陸上で実施される戦闘である。徒歩、装輪などの複数の機動手段と部隊編制、多様な攻撃・防御・後退行動の戦術行動、火器が発達した現代では長短射程、直曲射弾道射撃などを有機的に組み合わせて行われる。また陸地は人間の生活基盤が存在するため、陸戦は複雑な心理的影響を与える。加えて陸戦は非常に多様な側面を持っており、作戦、地形、気候、時間帯、戦術などにより様々に分類することができる。(陸戦を参照)
籠城戦:攻撃を仕掛けてくる敵に対し要塞・城砦に立て篭もって迎え撃つ戦闘。攻城戦の守勢側からの呼称。(因みに、余談ではあるが南北戦争で目と鼻の先にある要塞同士で戦闘が行われた事例があった。)
海戦は水域において海上戦力が戦術的に衝突した戦闘をいう。気象、水路、海洋短波、潮汐などに影響され、また補給・整備の関係から持久戦を実施することができず、決戦となり、またその結果も完全な勝利か殲滅的敗北のどちらかになる傾向が強い。特徴として水域における戦闘であるために陸上戦力のように地形を戦力化することが殆どできず、兵器の性能が戦闘の勝敗を直接的に決める。そのため海戦はランチェスターの法則が殆どそのまま適用される。分類には以下のようなものが代表的に挙げられるが、さらに特殊作戦、監視・哨戒、情報戦、指揮統制、電子戦、補給などが関わる。(海戦を参照)
対潜戦闘:潜水艦に対する対潜艦艇、航空機による戦闘をいう。その要領として、聴音ソナー、アクティブソナーなどを用いて捜索、探知して対潜魚雷、対潜ミサイルで攻撃を行う。また潜水艦の攻撃に迅速に対応するために精度を犠牲にして行う攻撃を行う場合もある。