ジャパネット 通販 ホップ -
ホップとは?
雌雄が異株の蔓性(ツル性)植物。ツルの高さは7から12メートルになる。また多年生植物であるため、一度植えられるとその根株は10〜30年引き抜かれずに使用される。「毬花」と呼ばれる松かさに似た花のようなもの(本当の花ではない)をつける。これが、ビールの原料になる。
原産はカフカス付近(黒海とカスピ海に挟まれた地域)と考えられている。紀元前の相当古い時代から西アジアおよびヨーロッパの山地に野生のホップが自生していたとされ、紀元前6世紀頃には、メソポタミア地方の新バビロニア王国やカフカス山脈付近のカフカス民族がビールに野生ホップを使用していたようである。エジプトでは薬用にされていたとも言われている。8世紀になるとドイツでホップの使用・栽培が始まり、次第にヨーロッパ各地に普及した。12世紀にはホップがビールの味付けに使われ始めた。しかし当時の主流はグルートビールと呼ばれる薬草や香草を使用したビールであった。
14世紀から15世紀にかけてホップビールの持つ爽快な苦味や香り、日持ちの良さなどが高く評価されるようになり、ビールの主流になった。 その理由はホップのもつ香味からではなく、むしろホップを入れて煮た麦汁から作ると腐りにくく長持ちするということからであった。 ビールにホップを入れられるようになったこの頃からホップの栽培が普及するようになった。 その後、1516年バイエルン領君主ウィルヘイム四世により、ビール純粋令:「ビールハ、麦芽・ホップ・水ノミヲ原料トス」が定められた。 日本での栽培は1877年(明治10年)に、北海道開発使が外国から苗を持ち込み栽培したのが始まりと言われる。
世界的にはドイツ、アメリカで最も多く栽培されており、チェコ、イギリス、フランス、中国、スロベニア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本などで栽培されている。 日本では東北地方と北海道でビール会社との契約栽培で生産されている。生産地としては北海道上富良野町や青森県三戸町、秋田県横手市大雄地区、岩手県遠野市、奥州市(江刺区)、軽米町、山形県東根市が挙げられる。
ビール以外の目的では、生薬としても健胃、鎮静効果があるとされ、またハーブの一種としてヨーロッパでは民間薬として用いられている[2]。ホップには苦味成分、香り成分の他、キサントフモール、イソキサントフモール、8-プレニルナリンゲニンといった機能性を持つ物質が多く含まれている。これらホップ由来物質の多彩な機能性が科学的に研究され、エストロゲン様作用による更年期障害の改善作用[3]、睡眠時間延長作用、鎮静作用[4]、II型糖尿病患者に対するインスリン感受性の改善作用[5]、胃液の分泌増加作用[6]が報告されている。機能性食品の素材としても注目したい植物である。